いよいよ夏本番といった感じで暑くなってきましたが、
こんな時期には爽やかな曲を聴きたいってことで、
21st Single c/wから「Calling」をpick up。
「風がそよぐ場所」に似た爽やかなイメージのイントロで始まり、
落ち着いたメロに力強いサビと、勢いに波のあるおもしろい構成の曲です。
歌詞の方は、初期の頃によく見られたメロディに合う言葉を
うまく並べていくスタイルで書かれています。
この曲ではそのスタイルが特にはっきりと現れていて、
一番わかるのが下のサビで韻を踏んでいるところ。
1番のサビ「Calling」と「予定にないほうに」
2番のサビ「Hold on」と「満たされてるほど」「泣けるけど」
歌で「韻を踏む」とリズムよく気持ちよく聴こえる効果があるそうで、
ノリのいいヒップホップではよく使われている技(?)です。
これが他の言葉だったりすると、きっとしっくりこないんだろうんなぁと。
また力強いサビも韻を踏んでいるゆえか重くなく、
フレーズがスーッと流れていく感じで聴こえてくるのです。
その点で、曲の爽やかさを演出するためのパーツになってる気がしますし、
小松さんの技を見れる箇所ではないでしょうか。
ちなみに曲のタイトルを見ていると、B'zを思い出さずにはいられない自分(笑
同シングル2曲目にも「恋心」なんていうこれまた聞き覚えのあるタイトルで、
もしかしたら意図的につけられたのかもしれませんね。
(17th、19thでアレンジされていた徳永さんの影響かも?)