前回に引き続き、これまでpick upしていなかったシングル曲ということで
この曲を選んでみました。
名探偵コナンの映画「瞳の中の暗殺者」の主題歌として書き下ろされた曲のため、
歌詞の情景がアニメの世界観を思わせたり、フレーズがとてもキャッチーな
曲になってます。
特に「姿を変えずに愛し合えたのに」や「あの頃の二人に すべて戻せるなら」
といったフレーズはまさしくアニメを思い浮かべさせるようなフレーズでは
ないでしょうか。
曲調としては、ちょっと悲しげな感じのするバラード。
小松さんの曲でバラードと聞くと、サビのコーラスでもあまり飾らないといいますか、
思いのほかシンプルだったりするのですが、
この曲に関してはバックコーラスの歌声が厚く、かなり響いてきます。
おそらくは映画のエンティングを飾る曲ゆえ、いつもよかゴージャスな
アレンジになっているのでしょう。
メロディラインとしては悲しいイメージを受けるコーラスなのですが、
そこはデビュー時から続く宇徳さんとの絶妙なコーラスタッグ!
お二方の歌声が似ているせいか、とてもハモリがよく、
何故だか聴いてて癒されてしまうのですよ(笑
その点では1st〜4thあたりまでよく見られた、
小松さん&宇徳さんの素敵なコーラスタッグを堪能したい!という方は必聴の曲ですねぇ。
あとこの曲、アルバム"WOUNDERFUL WORLD"にて、リミックスが収録されています。
原曲がスローテンポに対し、かなりテンポが上がっており、
「夜のハイウェイ バイクを飛ばして」というフレーズ通りのリミックスで、
高速道路を駆け抜けていくような雰囲気がします。
こちらも曲のイメージを広げるには聴いておきたいところですね。
「謎」がコナンに流れてからというもの、
その当時「小松未歩=コナン」なんていう方程式ができた
といっても過言ではないくらい(今でもまだ根強いです)、
アニメの世界に溶け込むような曲をリリースされていました。
しかし現時点で、コナンで流れた曲はこの曲を最後にありません。
アニメで流れる曲は、やっぱりアニメの世界観に彩りをあたえるような
曲じゃないと!なんて思うと、またコナンで小松さんの曲が
流れてほしいなぁなんて願うのは自分だけはないはず。