この夏(2006年8月)、今流行の「mixi」で集まった小松fanでオフ会が開かれ、
自分も参加してきました。
メインがカラオケだったのですが、女性ボーカルゆえ当然キーが高く、
苦戦していた男性陣にとって唯一救いだったのが男性ボーカルへの提供曲。
その提供曲の中でもお気に入りで勢いづけて歌っていた
この曲を今回はpick upしてみたいと思います(笑
原曲はWANDSへの12thシングルとして提供したもので、
ドラゴンボールGTのエンティングテーマとして第51話〜第64話(最終話)まで流れてました。
(ちなみに、ドラゴンボールをずっと見続けていた自分にとって、
小松さんの作った曲が最後を締めくくっていたのか!と知った時は、
ちょっと感動ものでした(笑))
セルフカバーの小松さんverでは、伴奏にチェンバロが入っており、
勢いがある中にも女の子らしい細やかさみたいなものを感じます。
もう少し曲の中身を見てみると、
Aメロでは暗いイメージの言葉が並んでいるのですが、
そのイメージを振り払おうとするような言葉がBメロで、
そしてサビでタイトル通り「錆びついた〜♪」のフレーズでど〜んと
前向きにいこう!と言わんばかり盛り上がるという、
男性ボーカルに曲が提供された故か、
実に男らしい一直線的な曲や歌詞の構成になってます。
そもそも「マシンガン」なんて言葉が入っている時点で、
相当インパクトがあり、とても勇ましい感じがしますよねぇ。
この辺のちょっとユニークでおもしろいタイトルやフレーズの言葉は、
デビュー時に限らず今でも見受けられ、
7th Albumの「ひとは大昔 海に棲んでたから」や
25th Signleの「したたかに しなやかに」が記憶に新しいもので、
よくよく眺めていると実にユニークです。
小松さんならではの遊び心が込められているのかもしれませんが、
でも小松さんがすごいのは、このユニークな言葉を
うまくメロディや曲の雰囲気に乗せてしまうという点。
この曲の場合でも「錆びついたマシンガンで♪」というフレーズもしかり、
バカ真面目に意味をとらえようとすると頭の中が?になりますが、
そんな細かいことを気にせず曲の雰囲気をつかむように聴いていると、
なぜだかベストマッチなフレーズだなぁと思えてくるわけです。
この辺が小松さんの曲の不思議なところでもあり、
とても惹きこまれてしまうところなんだなぁと、
今回この曲をpick upして再確認しました。