今回は2nd Albumより「あなたのリズム」をpick up。
ギターとドラムで前に押し進んでいくようなバックサウンドで、
力強く勢いがあるこの曲。
初期の小松さんの曲の中では実にスタンダードな感じの曲ですが、
掘り起こしてみるとあれこれ気になるポイントがあったのでpick upしてみました。
まず、そもそも「あなたのリズム」とはどんなリズム?という疑問(笑
結論から言うと、歌詞から察するにどうも2番のメロの内容が「あなたのリズム」のようで、
そのまま意味をとると「嫉妬み誹られるくらいなら 孤独の方が100倍まし 自由って実はこんだもんだね」
なんていう相手の開き直り具合が「あなたのリズム」のようです。
(ちょっと難しいリズムにも思えるけど・・・(苦笑))
ちなみに1番メロが「わたしのリズム」のようなので、その辺を意識しながら
歌詞を眺めてみるのもおもしろいかもしれません。
2つ目のポイントとしては、最後のサビでメインコーラスをずらして重ねている箇所
(あるフレーズが歌われてる最中に、次のフレーズが歌われる)がある点。
小松さんに限ればまず使われないコーラスの方法で
(他では16th single「dance」の同シングル内のリミックスぐらいでしょうか)、
聴いてもらえればわかりますが、前のめりになる感じや
前のフレーズに新たなフレーズを上乗せするような印象を受けるかと思います。
一番盛り上がるところで、こんなめずらしくさりげない技(?)があるのも
この曲のおもしろいところです。
最後のポイントとしては、1番のサビと最後のフレーズが
「ほら こんなに愛が降り注いでいる」と「ほら 愛がこんなに降り注いでいる」で
微妙に違うところ。
ぶっちゃけどっちでもいいだろという話ですが(笑)、
あえて最後のフレーズで「愛」を前に持ってきたのは小松さんのこだわりだと思いますね。
(単に小松さんが作詞時にミスった、なんてことも否めませんが(苦笑))