今回は21th Singleより「涙キラリ飛ばせ」をPick Up。
「桜フワリ舞えば」というフレーズがあるようにとても春らしいこの曲。
歌詞は「今度また悲しい場面にあっても〜笑いかけるから」という
フレーズにあるように、差し迫る悲劇を避けられなくても、
笑顔で迎え入れる気持ちでいようというとてもポジティブな内容で、
こんな風にあれこれ乗り切ることこそ青春!という
小松さんの青春像が前面に出てきている感じがしますね(笑
さらに歌詞について掘り下げてみると、中間奏の「君 次第の人生なんてイヤ」というフレーズは、
前回Pick Upした「東京日和」での「あなたがいなくても、夢に向かって自分はもう歩いてゆける」
という意味合いがより具体的に歌詞に描かれているように感じましたね。
現に7th Albumでは「東京日和」の次にこの曲が収録されているので、
やはり意識して小松さんは曲順を考えられたのではないでしょうか。
ちなみにこの「涙キラリ飛ばせ」、7th Album収録分ではリミックスがされており、
鍵盤系の音が増えていたり、中間奏から最後のサビの間にギター演奏が追加されています。
特にギターは三好さんと岡本さんが担当されており、
個人的にはある意味最強タッグによるギター演奏だと思っています(笑
小松さんはメロディーラインに80年代を意識して製作されたそうですが、
リミックスではそれがさらに強調された感じです。
聴くときには、その辺のPOP感を感じながら、
前向きな曲の雰囲気にひたるのもいいかもしれませんね。
(2005/08/03)