No.65 東京日和
哀愁ただようバラードが多い7th Album「prime number」の中でも、特に際立ってるのがこの曲。
東京近辺の具体的な地名を歌詞に綴るという小松さんの新たな試みが見られ、 「東京タワー」や「お台場」はもちろんのこと、 「天空橋」なんていうという味な駅名(やっぱ「天空」がかっこいい(笑))を ひっぱってきたのも小松さんらしいですね。
(羽田駅の少し前だと「整備場」とか「新整備場」なんていう駅があるんですけど、 全然味気ないですよねぇ、やっぱり(笑))
そんな東京の地名が散らばる歌詞の中身について、もうちょっと突っ込んでみると、 歌詞の内容としては、主人公が夢のために彼と別れるのを決め、 東京のあちこちで最後のデートをしている様子が綴られています。
その中でポイントと思えるのは最後のサビ前、「渋滞は・・・」のフレーズ以降。
渋滞のおかげで彼といる時間が増えるはずなんですけど、 何故か「少し手前の駅で降ろして」と主人公は言ってます。
これは、夢のために彼と離れることへの決心をつけないといけないと考えた、 主人公なりの「けじめ」ではないでしょうか?
「目を閉じても たどれるよ いまは」も、 「あなたがいなくても、夢に向かって自分はもう歩いてゆける」という意味でとらえられそうです。
こうして見てみると、またうまく場所と気持ちが織り交ぜられてる曲だなぁと感じさせられました。
歌詞の中で出てきてる場所を回りながら、曲にひたるというのもおもしろそうですね。

おまけ
↑で「おもしろそうですね」なんて書いてしまったので、場所を調べてみました(笑
「あの名前の場所ってどこ!?」と思ってらっしゃる方はご参考にどうぞ。
ただ、管理人もつい3ヶ月前まで関西人だった故、とんでもない場所のURLをのせてるかもしれません(汗
もし間違ってましたら、教えていただけると助かりますm(_ _;)m

東京タワー
外苑通り
羽田空港
お台場
湾岸道路・・・国道357号線
大井JCT
天空橋
(別ウィンドウで開きます)