夏を前に発売された24th Single「I just wanna hold you tight」の中で、
特に夏らしく涼しげな感じのするこの曲。
小松さんが「蒼は青よりフレッシュなイメージがある」という思い込みでつけたタイトルからも、
この曲の雰囲気が伝わってくるようです。
曲全体としては、デビュー頃の曲(「おとぎ話」、「Dream'in Love」、etc...)のような
歌詞とメロディで、原点回帰?を思わせるどこか懐かしい感じがしますね。
デビュー頃の小松さんの曲は、歌詞の内容が難解であることが多かった
ように思いますが(「謎」、「チャンス」、「おとぎ話」が好例)、
この「蒼い夏」も同様で、歌詞だけを見ていくと、フレーズごとに歌詞の意味の流れが切れており、
それらしい言葉(フレーズ)をメロディにあわせて並べたといった感じです。
ですから、「I 〜誰か」や「I just wanna hold you tight」のような歌詞に綿密な意味のある曲と
同じように聴いてるとヘンな深みにはまってしまいますので(笑)、
あまり細かく歌詞の意味を意識せずに、
最初から最後まです〜っと聴くのがベターかもしれません。
あと、この曲はメロが異様に短い(1番で14秒)のが、かなり気になりましたね。
ちなみにサビはというと32秒で、実に倍以上の長さ!
メロからすぐにサビに入っていくわけですが、
これはもしかしたら、サビに早くもっていって、曲の勢いを大事にしたいが故ではないでしょうか?
そういう点で見ていくと、曲の感じとしてフレッシュさや、
前へ前へという気持ちが伝わってくるのも納得です。
おまけ・・・
・スポイル
→損なうこと、台なしにすること。特に、甘やかして人の性質などをだめにすること。