No.63 diplomacy
今回は7thアルバムより「diplomacy」をPick Up。
イントロから携帯電話を思わせる電子音だったり、ギターの伴奏がクールだったりと、 曲全体的には都会と大人の両方の感じがする曲です。
歌詞の方も、小松さんが「勝気な女の子を描いてみた」とおっしゃってる通り、 実に大人らしい言葉が並んでいます。
例えば、1番のサビの最後「気持ち読み取れない」というフレーズなんですが、 聴いているとまるで吐き捨てるような感じで、実にクールな印象を受けます。 2番メロの始め「男と女は違う時間軸で生きている」も彼氏はグラス片手にこの言葉を使っていて、 これまたクールな感じです。 ただ、「男と女〜」に関しては意味がまったくわかりません(汗) 時間軸って何ぞや?といった感じで、このわかりにくさが大人らしさなんでしょうか?(笑
(そういえば、前にも「四次元の会話にも馴れて」なんて難解なフレーズがあったような・・・)
曲の終始、大人の雰囲気を放ち続けてるこの曲ですが、2番サビのタイトル通り「駆け引き」を 思わせる「あなたを試すわ 焦るかしら 追ってくれるかしら」というフレーズは、 唯一ちょっと弱気になってるというか、女の子らしい感じがするんですよねぇ。
それまでのクールな雰囲気とは違う印象を受けて、この曲のおもしろいポイントのひとつでは ないでしょうか。
にしても、携帯電話は3日鳴らずでアウトなんですねぇ、小松さん。
この辺の小松さんの気持ちもプラスされてるところもこの曲のポイントです。