No.56 惹かれるあのフレーズ
今回は、2004年9月までにリリースされた曲の中で、管理人の心をぐっ!とつかんだ フレーズを独断と偏見で選ばせてもらいました(笑

ただ傍にいたいの ほら顔を上げて
そこに凛としてる姿が映ってるから 見守ってるから
〜ただ傍にいたいの〜

打ちひしがれてる彼を暖かく見守りたいという彼女の気持ちがよく表れてるフレーズ。 歌詞全体にも目を通すと、さらに深くなるフレーズです。


思い出は いつまでも美しく
記憶はすり変わってく
でもありふれた人生を彩る
スパイスになれば
ときどき振り返るのも きっと大事なこと
〜哀しい恋〜

ここでいう「記憶」っていうのは、たぶん悲しいことだと思うのですが、 それも人生の中ではひとつの通過点として、 大事にしていこうという主人公の気持ちが好きですね。
またその通過点が「スパイス」と表現されているところも、好きな理由。


ありのままを感じられる強さがあることを
愛し合ってると言うのね
〜ふたりの願い〜

小松さんならではの格言的なフレーズ。
付き合っていると相手のいいところや、悪いところも見えてくるもの。
それらをひっくるめて、相手を見れたとき、 愛し合ってるといえるのでしょうか。


「それじゃ」って席を立つ
あなたの背中が
だんだん 小さくなるのを
ただ見つめてるだけで
〜恋心〜

こんなシチュエーションって、ありがちな感じがしますが、 ここにあの悲しげなメロディ(こればかりは聞いてもらわないとわかりませんが)が付くと、 イメージ湧きやすい言葉が並んでいるせいか、聞いててぐっと惹かれてしまうんです。


グラスからのゆがんだ景色は
あの夏のよう 陽炎が揺れてる
変わらない海に来たはずなのに
たったひとつ欠けてるの あなたが
〜glass〜

グラスから見えるゆがんだ景色を思い出がぼやけながらも湧き上がる様にたとえているところに 哀愁を感じます。
「たったひとつ欠けてるの あなたが」は、小松さんの声がとてももの悲しくって、 歌の雰囲気が十二分に引き出されてますね。
夏の曲では一番好きなフレーズかも。


夜空に広がる幾千粒の星の中でめぐり合う奇跡
思いっきり大きな愛で包んで 受け止めるから 絶対
〜輝ける星〜

夜空だけでも大きいのに、幾千粒の星まで受け止めるっていうんですから、 実にスケールのでかいフレーズです。
小松さんの曲にはよく宇宙や空といった言葉が出て来ますが、
愛はそれよりももっと大きいものなんだというのが、小松さんの恋愛論なんだなぁって、 このフレーズを見るとそう思えてきます。


6つばかり挙げてみましたが、いかがでしょうか?
ほとんどの曲の場合で、イメージのつきやすい言葉がならんでいるので、 聞いてていつの間にか情景が思い浮かんで、す〜っと頭の中に入ってくる=クセが無いのが 小松さんの曲の特徴かなぁと、今回の好きなフレーズを探していて思いました。
また皆さんの中で「自分はこのフレーズが好き!」なんていうのがありましたら、 掲示板なんかで教えていただけるとうれしいです♪