No.40 愛の唄
2004年最初になる今回は、14th Single「さいごの砦」のカップリング曲「愛の唄」をPick Up。
大賀さんのアレンジだということもあって、ギターがバックでさりげない、ある意味シンプルなバック (ドラムが入っていないという意味では無いです)ですが、 小松さんがこの曲に持っていた“草原の中で掻き鳴らすギター”というイメージで聞いていると、 ちょうどいい聞き心地です。
歌詞は小松さん自身が励ましてもらった人、ファンへの感謝の気持ちがそのまま詩になってます。
出だしの「ピアノは僕に 無限の愛をくれる」という歌詞からも、 小松さんが「歌があるから出逢えた人がいて、歌が私を成長させてくれる」という思いが伝わってきます。
それじゃあなんで「僕」なのか?というのは気になる点ですが、やっぱり「私」や「あたし」よりも、 「僕」の方が曲のイメージが力強くなるから、ということかもしれません。
あとサビにバックコーラスでル〜、ル〜♪と入っているところや、 同じくサビの「1・2・3で・・・」のバックコーラス(下パート)が いかにも合唱風といった感じで、「ひとり」ではなく、「みんな」ということが 印象づけられてるような気がします。
5th Albumでは「一体感を味わえる空間を共有したくて」ということで、最後の曲として飾られています。
小松さん曰く、屋外でボリュームいっぱいいっぱいの大音響で聞いて欲しいのだそう。
さすがにその辺でラジカセを大音量にして聞くわけにもいかないので(笑)、 プレイヤーのボリュームをいつもより少しだけ上げて聞いてみましょう。
メロディが穏やかな曲なので、かる〜く口ずさむのもいい曲かもしれませんね。