No.4 Love gone
今回はクールな一曲をということで、「Love gone」を選びました。
小松さんの全曲の中では、最近では「dance」「mysterious love」といったクールなナンバーがありますが、デビュー時から2、3年ではこの曲が一番クールだったように思えます。
まず目につくのが、歌詞カード。
表のいつもの雰囲気とは少し違う小松さんの写真もいいですが、中のチューリップや、裏のぶどうの写真なんかはクールなデザインでいい感じ。
そして大人の雰囲気を十分に出している詩。
曲を聞いて詩の情景を思い浮かべるのもいいですが、single持っている人は一度歌詞カードだけを見てみるのも面白いかも。
曲としては、結構早いテンポ。
独特のバックサウンドは、実は曲の主人公が電車に乗っているからなんじゃないかなと。
そのことは、実際にPVでは電車(路面電車)に小松さんが乗っていたり、よ〜くバックサウンドを聞いていると電車の「ガタン、ゴトン」という音にも聴こえてこないでしょうか?
他にも、2番が終わった後の間奏のところの「ルールルー」というところで、電車がトンネルに入るときの音、またその後の「今でもハッとするの 偶然なんて有り得ないのに」の後で、トンネルから出る感じの音がしたりと、どうやらこの曲は、電車が1つの軸になって作られているようです。
小松さんの曲の中では、一番うまく構成されているような曲だなというのが自分の評です。

12th single「Love gone」データ
売上枚数 2万293枚
最高順位 26位