No.31 ただ傍にいたいの
「聞いていて眠たくなる曲」シリーズ、いよいよ最後の一曲は4thより「ただ傍にいたいの」を Pick Up。
眠たくなるポイントはやっぱりバックサウンドに尽きます。
この曲のアレンジャーは大賀さん(実は4thは2曲目の「あなたがいるから」以外は全て大賀さんが アレンジしてます)で、ギターをうまくからませたバラードのアレンジは さすがというところです。
歌詞をみていくと、まず気づくのが主人公の強さ。
主人公の相手は歌詞中に「ズルくなくてもいいよ」「哀しまないで」「諦めずに精一杯生きて」と 声をかけられていることから、打ちひしがれた状態にいることがわかります。
そんな弱くなっている彼の姿を見ても「凛としてる姿が映ってるから」とは なかなか言えるものではありません。
本当に彼を思ってるから、理解しているからこそ、ただそんな彼の傍にいたいんでしょうね。
やさしい感じのするメロディからも、その気持ちが伝わってくるようです。
歌詞は小松さんの曲の中では短いほうですが、 そんな思いが詩の一語一語に詰め込まれいるようです。
あと曲の最後の方で歌われる歌詞カードにない部分なんですが、 いろいろ調べた結果、「I think about you all the time」(訳:私はいつもあなたを思う) と歌ってるそうです。
これから寒くなる季節にぴったりの、聞いててどこか気持ちが暖かくなる、そんな一曲です。