No.30 commune with you
聞いてて眠たくなるシリーズ第2弾は、5th Albumより「commnue with you」をPick Up。
ワルツ調なんですが、メトロノームのような音にあわせて、意外としっとりと聞かせてくれる曲です。
やさしい感じのボーカルもいいんですが、サビと後半のバックコーラスがバックながら存在感があり、 とてもよく響いてます(ちなみにここが眠たくなるポイントだったりするわけなんですが(笑))
歌詞の方は、最初の方は夢の中で見た光景(彼と会っていた光景)が現実のものとなった瞬間の気持ちを 歌ってるわけですが、この辺りは前回Pic Upした「夢と現実の狭間」に近いものがあります。
2番以降は現実の生活を描いたものだと思いますが、主人公の気持ちの満たされた心理状態というものが よくわかります。
「髪を梳かし奇麗になれることが ただ嬉しい」、「ありふれてる日常でさえ 記念日になる」、 こんなフレーズを見ているとサラダ記念日を思い出しそうですが(笑)、これだけでも その気持ちというものがわかっていただけるでしょう。
小松さんの曲って、失恋や未練が残った恋を歌った曲が多くて、 この曲みたいに歌の始めから終わりまで幸せ♪、ハッピーエンド♪っていう曲が 恋というテーマに関して言えば、実は意外と少ないんじゃないでしょうか。
そういった意味では終始、素直な気持ちで聞ける曲です。
日常の気持ちの変化、恋を詩にするのが得意な小松さんならではの一曲です。