No.29 夢と現実の狭間
今回から3回、聞いていて眠たくなる曲シリーズをなんてものをやってみます。
(どうも最近睡魔におそわれることが多いので・・・(笑))
最初は3rd Albumより「夢と現実の狭間」をPick Up。
なんだかタイトル見てるだけで眠たくなりそうですが(笑)、 曲自体聞いていても、これほど眠たくなる曲は無い!と思えるほど。
バイオリンのやさしい音をバックに、とてもおだやかな感じ。
バックのドラムの打つリズムが心臓の音のように聞こえ、 幼い頃の何てことの無いある1日を思い出して、 夢見心地の中、思わず手を伸ばして目が覚めたこと、 そんなことを思い浮かべながら作詞した小松さん。
作詞を基本的に作曲の後にする小松さんですが、小松さんのイメージ通りの 詩と曲のうまくかみあってる曲じゃないでしょうか。
ただ、詩を見ていて気になったのが、「僕」という言葉。
漠然と詩をみていたら、「あぁ、歌の主人公は男の子で夢見てるんだな」で終わってしまうんですが、 最後の「星の宿る愛はつまづきながら見つけてくのね」という歌詞は、 どうもまた違う視点からの言葉、女性の言葉のように思えてなりません。
とすると、この曲は主人公は男の子なんですが、 ところどころである女性(小松さん?)が登場しているからと思っていいでしょう。
こうして見ていくと、どうしても夢と現実の狭間、 すなわち夢と現実の境界線(レム睡眠ですな(笑))を探りたくなってしまうところ。
メロが夢、サビが現実としてもいいんですが、最後の歌詞 「今度は本当になれ おやすみ ベッドに身を沈めて」という詩を見てると、 この曲全部が1つの夢なんじゃないか、そう思えてきます。