No.20 幸せのかたち
今回は4th Albumより「幸せのかたち」をPick Up。
大賀好修さんのアレンジでギターでどこかむなしげなイントロ。
そして日常漂わせるメロディと終始たんたんとしたリズムのバックは、 歌詞ととても合っています。
恋の曲が非常に多い小松さんですが、自分探し(これはやはり 小松さん自身の私さがしからくるものでしょうか)している気持ちを歌ったものも いくつかあります。
この曲もそんな中の一曲。
メロのところの歌詞を見てみると、1番では流行の服をおさえて、2番では四つ葉のクローバーを 見つけて、それぞれその時のそれなりの幸せを見つけた。
でもこれが自分の本当の幸せなんだろうか?と主人公は思いはじめたんでしょうか。
あの時こうしていたら今は幸せだったかもしれないなんて思っても、 すぎさったことよりも、これからの幸せを手に入れていこう、そんなふうに。
1、2番のサビの最後の「強い人なんて この世にいないから」「完璧なんて事 求められていないのに」 はどこか自分に言いきかせてるように聞こえます。
誰でも手に入れたい「幸せ」を歌ったこの曲。
誰にでも自分なりの幸せがある、この曲を聞いた自分なりの結論です。