C/W曲なのですがあまりに「私さがし」との関係が強いので、というよりは「私さがし」の中に この「通り雨」があるといった方がわかりやすいですか。
「通り雨」と聞くと、人によってどんなものかというのが結構まちまちだったりするのですが、 この曲では不意に結構強い雨が降ってきたくらいの感じでしょうね。
印象的なイントロや、上下の激しいBメロからもそんな感じがしてきます。
ちょっとしたハプニングで、ここでは通り雨に見舞われてということで、 店先の屋根の下で雨宿り、そこで突然の出会いという古典的な（？）シチュエーション を思い浮かべたという小松さん、歌詞を見ていてもその情景が伝わってきます。
またそんな突然の出会いを何とかして・・・という思いが「『愛してる』と言った言葉は 計算じゃないわ」 という歌詞が2番のサビ、最後のサビで歌われてるところからも感じますね。
「通り雨」のような出会い、ただこの曲が「私さがし」の中であるものと聞くと、 別れも通り雨の様に突然訪れるものなのかななんて思ったり。
これまでに無いような音と歌詞から、おそらく6thアルバムの製作の通過点と なったであろうこの曲、ちょっと注目しておきたいところです。
