今回は19th single「私さがし」をPick Up。
曲の感じはゆったりとしたミディアム・バラードらしいのですが,
小松さんの中ではソフトなロックブームからこの曲が出てきたんだそうな。
一時期、小松さんの曲の感じがdanceあたりから変わってきたなと思っていたのですが、
前のシングル曲「ふたりの願い」で今度は優しい感じが出てきて、
今度のニューアルバムもこの流れを汲んでくるのか、注目したいところ。
サビは「mysterious love」にも出てきた男性ボーカルの声(噂では徳永さんだとか)
と小松さんの声がうまく一緒になって響いていていい感じです。
今回の歌詞は、小松さん自身作詞するのに結構苦労されたそうで
シンプルな言葉と曲でどれだけ思いが伝わるかということに重点がおかれたことが
詩や曲を聞いていてわかります。
詩を眺めている限りでは、失恋して自分を立ち直らせるために、
いろいろと考えを模索している、「私さがし」というタイトルも
この辺からきていると思うのですが、別に恋愛に限ったことではなく、
普段の生活の中でも「私さがし」をみんなしているんじゃないか、
と思いますねぇ。
小松さんは日ごろからいろんなことにチャレンジしているらしいですが、
その中で自分に荷が重いと思ったときは心の中に仕舞い込むんだそうです。
歌詞の中でも「ほんとに愛してたことを 心の奥にしまう」という詩があるこの曲は、
何より小松さん自身が今「私さがし」をしているからこそできたのかもしれません。