今回は1st Albumより「MY SOUL」をpick up。
若々しくて疾走感あふれる1stアルバムの中では
メロディ・歌詞共にかなり落ち着いてみえる大人な曲です。
ちょっとひと昔前(1990年代前半くらい?)のようなサウンドで、
それこそ一歩間違えれば「火曜サスペンス劇場」とかで流れかねない感じさえして(笑)、
1997年というリリース時期を考えさせられます。
歌詞の内容は、今付き合っている相手とずっと一緒にいられるのだろうか?という
主人公の先の見えない不安を描いています。
「どうか 未来を映して」「どうか 未来を叶えて」というフレーズからも、
未来でも相手と一緒にいるという確かな証拠のようなものが欲しい。
そんな主人公の気持ちがうかがい知れます。
こういった歌詞の内容(メロディも含めて)は4、5thアルバムのバラードの雰囲気に近いなぁと感じましたが、しかしさすがは1st。
「虹のようにすぐ消える笑顔を見せて 雨上がりの空に永遠誓うよ」
なぁんていう言葉からして綺麗なフレーズを見ると「あぁ、やっぱり1stなんだなぁ」と、にやけてしまうところです(笑
今になって聴いてみると新古入り乱れてる感といいますか、
1stアルバムにして早くも過渡期の曲か!?なんて思わせる曲でおもしろいなぁと思いました。