a piece of cake

1.蒼い夏
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:古井弘人)
2.deep grief
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:小林 哲)
3.恋になれ...
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:大賀好修)
4.my darling
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:大賀好修)
5.はるのきおく
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:岡本仁志)
6.神様はジッと見てる
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:麻井寛史)
7.あなた色
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:小林 哲)
8.I just wanna hold you tight
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:大賀好修)
9.不機嫌になる私
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:大賀好修)
10.向日葵の小径
 (作詞・作曲:小松未歩/岡本仁志)
11.アナタノ手
 (作詞・作曲:小松未歩/編曲:古井弘人)
12.涙のあとに
 (作詞・作曲:小松未歩/池田大介)
.. 8th a piece of cake
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Released:2006.4.26


蒼い夏.......☆☆☆
小松さんのアルバムに関しては、 トップバッターの曲もアルバムの印象を決めるポイントのひとつと思っています。
爽やかな勢いのある曲から始まると、最後まで風通しのいい気持ちで聴けるんじゃないかな? なんて思いました。


deep grief.......☆☆
タイトルの意味(深い苦悩、悲しみ)からして、「I 〜誰か...」みたいな暗い曲? と思ってましたが、メロディはとても穏やか。
ただ、歌詞は痛々しいフレーズが並んでいて、聴いてると 少しずつしみじみとしてきました。


恋になれ..........☆☆
少し途切れ途切れなリズムになっている Bメロ(「あなたは どう思ってるの?」のところ)は、 女の子のちょっと不安な気持ちが表れでしょうね。
でも思いっきりも大切と言わんばかりにサビは力強い。
曲を通して、片思いの女の子の気持ちがよく伝わってきますねぇ。


my darling.......☆☆
「ダーリン」と聞くと6th「明日を待てずに」が頭をよぎって仕方ないのは自分だけ?(笑
順番で聴いていくと、前の2曲がスローテンポだった分、 とても軽快でノリのいい曲に感じます。
ちなみに、小松さんの曲の長さでは「いつかはダイアの恋」とタイで一番短い曲です。


はるのきおく.......☆☆☆
「卒業証書 胸に抱いて」というフレーズが青春を感じさせますなぁ(笑
春、桜といえば高校の卒業式の日を思い浮かべると小松さん。
歌詞もそんな小松さんの視点を思わせる内容となっています。


神様はジッと見てる.......☆☆☆
また今までの小松さんにはないメロディやリズムが印象的。
(個人的にはサビの頭のタメの入ったリズムが好き)
ズルをしても必ずそのツケは回ってくるのは、 神様はいつもジッと見てるからと小松さん。
こんないかにも小松さんらしい考え方が歌詞にもしっかり表れています。

あなた色.......☆☆
たぶんこの曲を聴いた男性ファンなら、歌詞の中で「彼のこんなとこもあんなとこも好き!」 と言ってる箇所にどれだけ自分が該当してるのかなぁ?と考えたはずです(笑
(いや、少なくとも俺は考えた!(爆))
小松さんもおっしゃってますが、 女の子全開な歌詞や、かわいい曲の雰囲気だったりをみると やはり8th Albumが製作された中で重要なキーになった曲には間違いありません。


I just wanna hold you tight.......☆☆
彼と離れたくないと想う切ない気持ちがタイトルにも歌詞にも表れてます。
「a piece of cake」に収録された3枚のシングル曲はどれも歌詞の場面は違いますが、 主人公は「ピュアな女の子」って感じで共通してる気がしますねぇ。


不機嫌になる私.......☆☆☆
とにかくギターのイントロが痺れます(笑
かわいい雰囲気の原曲のアレンジとは対照的でロック調のアレンジになっており、 1stの頃の感じを思い出させてくれます。
ちなみに小松さんは提供する前に歌ってみたそうなのですが、 岩田さんに申し訳ないほど歌いれに苦戦したんだそうな(笑


向日葵の小径.......☆☆
もともと22th Single「砂のしろ」のc/wで収録される予定でしたが、 収録見送りとなって25th Single「あなた色」のc/wになった曲。
歌詞やメロディからとても歌の情景がつかみやすく、 夏に聴けばどっぷり歌の世界にはまれそう。
あとサビ後半のハモリはいつ聴いても心地よいです。


アナタノ手.......☆☆
いざ別れるとなって、ためらったり踏ん切りつけようとしたりする様を 彼と手を繋いでいるところから歌詞にするのはいかにも小松さんらしいです。
歌詞の内容(「最後に見せた笑顔が・・・」、「『サヨナラ。』言えることが・・・」、etc...) やメロディからは、この曲がアルバムの最後を飾ってもいいようにも思いますが、 小松さん自身が曲に込めた想いを考えると、やっぱり次の「涙のあとに」が最後に ふさわしいなぁと思ったり。

涙のあとに.......☆☆
「ここから始まる」
というのは小松さんが作品に取り掛かるときの心境だそうです。
「涙を流すことしかできなくても、あなたが居ると、涙は次へと向かえる 希望の雫にしてもらえる」と小松さん。
歌詞を眺めているとファンへの気持ちが含まれていることに気づくでしょう。