BEST 〜once more〜

Disc one
1.謎   2.輝ける星   3.願い事ひとつだけ
4.anybody's game   5.チャンス
6.氷の上に立つように
7.さよならのかけら
8.最短距離で   9.風がそよぐ場所
10.あなたがいるから
11.君の瞳には映らない
12.Love gone   13.とどまることのない愛
14.さいごの砦

Disc two
1.愛してる...   2.dance
3.mysterious love   4.ふたりの願い
5.私さがし   6.翼はなくても
7.涙キラリ飛ばせ   8.砂のしろ
9.I 〜誰か... 10.I just wanna hold you tight
11.あなた色   12.恋になれ...
13.happy ending
.. BEST 〜once more〜
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Released:2006.11.22


Disc one
1. 謎
個人的には一番リマスターの恩恵を受けてる曲だと思いますね。
バックのドラムやギターがかなりクリアになっています。
(まぁ日ごろmp3で聴いてるから、なおさら思うのかもしれませんが・・・)
曲の疾走感ではベストを通してみても一番!
やはりスタートダッシュは肝心ですな(笑
(編曲:古井弘人)


2. 輝ける星
曲中に意図的にノイズが入っているというおもしろい曲ですが、 前よかノイズの音が大きくはっきりなってますねぇ。
とても勢いのある「謎」から随分クールダウンしてますが、 この曲のテンポだったり、歌詞の雰囲気なんかが今の小松さんの作品でも未だ健在なのを見ると、 「謎」と同じく作品のベースになっている気がします。
(編曲:古井弘人)


3. 願い事ひとつだけ
「謎」に続き、コナンのエンティングで流れた曲。
アニメを見ていた自分にとって、小松さんのCDに手を伸ばすきっかけになった曲ですが、 そんな風にして小松さんに出会ったのは自分だけではないはず。
やはりサビのフレーズは何度聴いても心地よいですな。
(編曲:古井弘人)


4. anybody's game
小松さんの曲の中で唯一ロック調の曲。
やはり「謎」に同じく、激しい曲ほどリマスターで細かい箇所の違いが出てきてる気がします。
最後のサビで「anybady's game」がコーラスで重なっているところは、いつ聴いてもしびれます。
(編曲:古井弘人)


5. チャンス
小松さんの代表曲の中でも随一の明るい曲ですが、 小松さんが作品を作っていたときは暗〜い気持ちだったってのは意外でした。
だからこそ、そんな気持ちを打破すべく、こんなに明るく前向きな曲が生まれたのでしょうね。
(編曲:古井弘人)


6. 氷の上に立つように
こちらはシングルverからの収録。
2nd Albumにもアルバムverとして収録されていますが、 やはりシングルverの方が、歌声が悲壮な感じ(?)がしますねぇ。
アルバムverとシングルverがある曲の中では、 歌い方やイントロ、バックサウンドなんかで一番違いのある曲です。
(編曲:古井弘人)


7. さよならのかけら
通して曲を聴いていると、ここまでの6曲とは随分作風が違うなぁなんて思わせる曲です。
とにかく暗いし、独特のテンポでたんたんと曲が進んでいくあたり、 聴いてるとクールなイメージが先行します。
急遽リリースされたらしく、小松さんの多忙ぶりが作品に反映されているようです。
(編曲:古井弘人)


8. 最短距離で
前曲とはうってかわって、かなり前向きで明るい雰囲気になりますね。
小松さんの歌声、メロディ、サウンド、テンポ、 それぞれがこのカタチで組み合わさってるからベスト!だなんて聴いてて感じた曲です。
小松さんならではのポップ感、久しぶりに聴きましたがたまりませんなぁ(笑
(編曲:古井弘人)


9. 風がそよぐ場所
「ヘンなものさし」の小松さんなら、間違いなくノストラダムスを信じてたんだろうな〜。
・・・なんて思わせる歌詞が印象的です(笑
「いつか滅びゆく日が来ても」なんてまさしくですし。
でも、1999年を過ぎた今でも相変わらず歌詞に共感できてしまうのは不思議ですな。
(編曲:古井弘人)


10. あなたがいるから
小松さん初の映画の主題歌(名探偵コナン)になった曲。
「やっぱりコナンには小松さん!」なんて改めて思わせてくれる、 歌詞の内容や曲の雰囲気が印象的です。
あと、この曲あたりから、小松さんはデビュー頃の勢いを押さえ込んでるのかな?なんて思ったり。
(編曲:池田大介)


11. 君の瞳には映らない
ここまでバンド調の曲が多く見られましたが、 この曲あたりから本格的に打ち込み感全開になって、 デジタル的なバックサウンドに変わってきます。
とはいえ、やはり不変の小松節。
独特のノリは相変わらず、というか際立った感さえします。
(編曲:大賀好修)


12. Love gone
なんだか随分シックで落ち着いた感じだなぁと、1曲目から通して聴くとそう思います。
同じ冬の曲の「さよならのかけら」と比べてみても一目瞭然。
ジャケットや歌詞カードも大人の雰囲気ですし。
この頃から目に見えるものでも変わってきましたね。
(編曲:大賀好修)


13. とどまることのない愛
前曲と比べると、女の子の気持ちが溢れんばかりの雰囲気の曲です。
とはいえ、似た情景の曲の「最短距離で」あたりの曲と比べると、 何かがそぎ落とされた感じで、精錬された?といいますか、 いい意味でシンプルになってるなぁなんて。
(編曲:大賀好修)


14. さいごの砦
歌詞中で「僕」という言葉があるから、 そのまま男性視点の曲だと考えると「ウブな男の物語」なんて内容になってしまうこの曲(笑
小松さんが「とても個人的な事柄を歌うこともこの頃はしばしば」なんて話してるあたり、 きっと小松さんもウブな方なのだろうと勝手に思い込みながら聴いてみたり・・・(笑
(編曲:大賀好修)


Disc two
1. 愛してる...
「愛してる」というストレートな言葉のあとの「...」は照れ隠しだと小松さん。
この辺のネーミングセンスには惚れ惚れするばかりです(笑
歌詞を眺めたり、PVを見ても、大人目線な雰囲気がしますね。
この傾向はしばし「私さがし」まで続くことになります。
(編曲:大賀好修)


2. dance
小松節とR&Bの融合形がこの曲です(笑
小松さん曰く、バックコーラスの「uhh・ahh」をなるべく多くいれていったのだそうな。
発売当時はいつもと全く違う作風と大人の雰囲気に圧倒され、 おろおろしながらレビューしてた気がします(笑
原曲の雰囲気も素敵ですが、個人的には同シングルのc/wにある リミックスの方もおすすめしておきたいです。
一昔のクラブでかかっていそうなノリのいいテンポとサウンドで、 歌詞の内容を際立たせてるようなアレンジがされています。
(編曲:大賀好修)


3. mysterious love
どうも徳永さんが編曲すると、必ず徳本さんのバックコーラスが入ってくるようなのですが、 いや聴いてみるとこの声の組み合わせもいいなぁと(笑
本格的に男性がバックコーラスに入った曲はこの曲が初めてではないでしょうか。
「愛を囁きたくて 美しい夜が始まるの」なんて危なげなフレーズが印象的な大人の曲です。
(編曲:徳永暁人)


4. ふたりの願い
3rd Album「BEAUTIFUL LIFE」以来、具体的に「結婚」を匂わせる曲。
「ありのままを感じられる強さがあることを愛し合ってるというのね」のフレーズは、 もはや格言的フレーズです。
独特の三連符のリズムが心地よく、また歌の主人公の気持ちの表れのようでもあり、 曲のイメージを広げているように思います。
(編曲:小林哲)


5. 私さがし
小松さんが人生についてしっかり語ってみようと思い製作された曲。
人生を語るといっても、歌詞に具体的に「人生とはなんぞやっ!」と書いてあるわけではなく(笑)、 どちらかといえば恋愛の中から自分の人生とは?と問いかけるような感じに思えます。
ジャケット・PVは日本海で撮られたのですが、 やっぱ人生を語るには日本の海じゃないとダメってことですな、いやぁ渋い!(笑
(編曲:徳永暁人)


6. 翼はなくても
と〜ってもほわほわした雰囲気で包容力のある曲です。
タイトルなんかでイメージする情景がそう感じさせてるのかもしれませんが、 前向きで力強いフレーズがスローテンポでまったり聴こえてくるってのも 理由の一つでしょうね。
(編曲:古井弘人)


7. 涙キラリ飛ばせ
これ以降3作品が季節ものになるわけですが、 よくよく歌詞を眺めてみると、全部ともあまりハッピーな内容ではないことに今気付きました(汗
唯一、春にあたるこの作品だけがマイナー調に傾かないようにという姿勢で作られたため、 春らしい爽やかで前向きなイメージになってます。
(編曲:古井弘人)


8. 砂のしろ
南国風のバックサウンドが新鮮な曲。
バックサウンドはとても軽いノリなのに、 歌詞は失恋の暗〜い内容ですが、その辺のアンバランス感がおもしろいですね。
(編曲:古井弘人)


9. I 〜誰か...
サビの「誰か ここに居る意味を教えて」フレーズがとても哀しくて痛い。
おそらくこのベスト中、ぶっちぎりで一番暗〜い曲です(笑
とはいえ、バラードとしては全作品中、曲の世界観や構成が 一番しっかりしている曲ではないでしょうか。
(編曲:古井弘人)


10. I just wanna hold you tight
前曲がとても暗かったので、次にこういったかわいい曲が来るとホッとしますねぇ(笑
アニメ「メルヘブン」のエンティングになり、 歌詞なんかもどことなくアニメの内容を匂わせてます。
中間奏の「気付けば外はもう真緋色 まぶしい」のフレーズの入り方なんかは、 これぞ小松さん!小松節!なんて言いたくなりそうで、ここも聴いててホッとするところです。
(編曲:小林哲)


11. あなた色
女の子の好きな気持ち、おもいっきり全開な曲です(笑
彼氏のあんなとこもこんなとこも好き!なんて内容なので、 男が聴くとちょっと恥ずかしい曲でもあります。
ってか好きなポイントがどれだけ自分に合ってるか?なんて考えた野郎は 俺だけじゃない・・・よな?(爆
(とりあえず「美的センス」はねぇ〜わ、俺(汗))
(編曲:古井弘人)


12. 恋になれ...
「愛」と「恋」の違いにただただ気付かされる1曲。
「愛してる...」とタイトルや歌われている季節が似ていますが、 やはり情景の根っこの部分は全然違うなぁなんて思ったり。
「愛」と「恋」の違いとはなんぞや?と思ってる方は、 ぜひとも「愛してる...」と並べて聴いてほしいですねぇ。
(編曲:大賀好修)


13. happy ending
歌詞カード眺めているだけで、ぐっと来るものがありましたが、 曲を聴いて久しぶりに鳥肌たちましたねぇ。
背伸びしないメロディと歌詞にただただ惚れるばかり。
結婚式で流したら良さそうですなぁ。
(タイトルをどう捕らえるかがネックになるかもしれませんが・・・(笑))
(編曲:古井弘人)