今回は7th Albumより「君のなせるワザ」をpick up。
曲のメロディやバックサウンドは、ミディアムテンポで比較的シンプルな構成になっています。
歌詞は、
表向きでは強気でがんばっているけど、実はプレッシャーに必死に耐えながらがんばっている主人公、
でもそれでも逃げ出さずにがんばれるのは見守ってくれる「君」がいるからこそ。
そんな「君」への感謝の気持ちが綴られています。
そもそも何故そんなプレッシャーに耐える環境に自分を置いているのかという話ですが、
それは主人公にとってどうしてもやりたい、挑戦したかった環境だからなのでしょう。
2番のサビ「胸にくすぶる 炎を抱えて」といったフレーズを見ても、
もしその環境に入らなかったら自分はどれだけ後悔していたのだろうか・・・と考えるほどの、
強い思い入れのある事なのだというのが感じ取れますね。
あと歌詞全体を見渡せば、ファンならもしかして?と思うところですが、
歌詞の内容は実は小松さんからファンへの想いが込められています。
「君」をファンに置き換えて眺めるとよくわかり、
そうすると歌詞内のフレーズひとつひとつの意味についてもちょっと見方が変わってくると思います。
アルバムのタイトル(prime number)からして「7という重みと喜びを一緒に分かち合いたくて、
心からの感謝の気持ちをこのタイトルに込めました。」
という小松さんの想いが含まれており、その想いを形にしたのがこの曲なのでしょう。
「7枚目のアルバムを出せると聞いて一番驚いたのは私。」と小松さんが言ってるあたり、
そう簡単にCDってリリースできるもんじゃないんだなぁなんて、曲を聴きながらしみじみ感じたり。
(まぁGIZAのお家事情もあるのでしょうけど・・・(苦笑))
何はともあれファンとしては、こういった小松さんの想いは今後もしっかり受け止めていきたいですね。