とても秋らしくて哀愁ただよう曲です。
歌詞が胸をぐさっと刺すようなほど痛く悲しくて、曲の切ない雰囲気をいっそうひきたててます。
３曲目のレビューでも詳しく見ますが、 この曲、一見女性視点の曲に思えますが、実は男性視点の曲だったりします。
あと意味深なタイトルですが、小松さん曰く、私は私であるプライドをタイトルに残したんだそうです。
つらくて「誰か」に助けを求めてるけど、自分らしさは常に持ちつづけたいという主人公の 気持ちの表れでしょうね。
また、このシングルにはたくさんの特典があって、ファンとしてはうれしい限りなのも ポイントのひとつ。

最初、恋愛の曲かなぁと思ってたんですが、よ〜く歌詞をみてみれば失恋の曲なんですね、この曲。
曲のイメージ的には4thの「ともだち以上」のような感じでしょうか。
別れても彼をどこかで支えつづけたい、という前向きだけど痛い歌詞がしみじみとさせます。
あと最後の「5度目の冬が始まる」ってとこは、 なぜ「5度目」なのか、やはり気にならずにはいられませんね（笑

シングル全体で見ると、『I 〜誰か...』で別れた男の主人公の気持ち、 『カムフラージュ』で別れた女の主人公の気もち、 そしてこの曲で彼女にともだち以上でこれからもいようと言われ、 前向きになった男の主人公の気持ちを歌っていて、 ひとつのストーリーになってるような気がします。
個人的には、前の２曲が切ない歌だったので、ポジティブな展開で終わったのはうれしかったです（笑