シングル曲で古井さんがアレンジを手がけたというのはひさしぶりですね。
とても優しい感じの曲なんですが、Aメロがちょっとだけもの悲しく聞こえるところも、 詩とてだしあわせてみれば、さらにじっくり曲を聞くことができそう。
小松さんは製作時この曲に対して“色のない空を見上げている姿”が浮かんだそうで、 そんな情景をイメージしながら聞くのもいいかもしれませんね。

ピアノとバイオリンのバックがより歌の雰囲気を盛り上げてます。
アレンジャーが岡本さんなので、もっとギターでくると思ってたんですが、 最後のサビのエレキだけというのは、あえて、といったところでしょうか？
サビの小松さんの高低のコーラスの響き（特に最後のサビ）が最高です。

DEENに提供していたものをセルフカバー。
バックは冬で雪が降る情景といった感じを出してます。
この曲が作られたのは、小松さんのデビュー頃で試行錯誤していた時だけあって、 大サビを付け足したり、という大胆な試みもおこなわれてたそうな。
あと吉江一男さんとの合作というところにも、ちょっと注目しておきたいです。